北杜夫全集 第12巻 どくとるマンボウ昆虫語/どくとるマンボウ小辞典
北杜夫全集 第12巻 どくとるマンボウ昆虫語/どくとるマンボウ小辞典
- 作者: 北杜夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1977/04
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
どくとるマンボウ昆虫記
どくとるマンボウ小辞典
『へそのない本』より
どくとるマンボウ氷海をゆく、より。筆者が宗谷に便乗したときのこと。乗組員は南極越冬を経験している。そして
越冬中、十六人の隊員が毎日顔をあわせているわけだが、そこには単純で大した意味もない流行語がうまれる。「ヒーヒー」「泣きで」「ソウヨソウヨ」「帰りてえよお母ちゃん」「そんなこと言ったっておまえ」「ソーリー」「オーター」「かなしいなあ」「ハラショ」等々。(p302)
ある言葉からたちあがるイメージがすごく密に共有されて、新しい意味がどんどん成長するのだ。
-
-
- -
-
記録をさぼってたので少し忘れる。
虫、SF、異国、など、筆者の世界をつくるものたち。