全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路
- 作者: 松本修
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 1993/07
- メディア: ハードカバー
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ref: 吉里吉里人 p392 エピローグ、講演のため岩手県におりたった時に思い出す
ref: おバカさん/遠藤周作 遠藤周作文学全集〈5〉長篇小説(5) 片田||KH||89||エ に収録 p368 阿呆はおバカさん 白痴に似ていそう 次は遠藤周作全集を読もうかな
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話の筋とは少し違う意味でうんうん、とうなずいた一節: 『堤中納言物語』の「虫愛ずる姫君」より
人はまことあり、本地たづねたるこそ、心ばへをかしけれ(p104)
「人間は、誠実さを持ち、本地(もとの姿.本体.物の本源)を追求する心にこそ趣きがある」
アホ・バカ分布についてだけでなく、ナイトスクープの裏側のお話や著者の調査研究のあゆみの一歩一歩、アホ・バカそしてたくさんの類義語の語源まで。
柳田國男 周圏論 馬家の宅 阿・呆
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少し美論なところや冗長な感じをうけるところもあるけどよい読み物だと思った。どんな立場の人でも、その人にしかできないハックというものがあるのだ。四苦八苦