北杜夫全集 第14巻 月と10セント

北杜夫全集 第14巻 月と10セント

北杜夫全集 第14巻 月と10セント

bbb: 全集読破中
ref: 人間 この未知なるもの (知的生きかた文庫) 文脈: 専門家が専門外のことに語るについて p334 よさそう
*月と10セント
アポロの打ち上げ前後のアメリカに朝日新聞から派遣されて行ったときのノンフィクション.
著者氏が自分で英語をしゃべっている時の書き方が(前からだけど)気に入った
p200 チンパイナイアル.アナタハ、トテモカワイクアルデアリマチュヨ
p208 オモチロイヨ
p217 ワタチ、ダイジョブアル.アンガト、アンガト
さびしい王様の大臣(黒幕)の部下たちもこんな喋り方だった.
p252登場の、英国の「地球は平たい協会」が母体となった国際フラット・アース研究協会(IFERS)はウェブサイトをもっていた.地球の端から落っこちてしまったらしいが.(そう書いたのは誰なんだろう? Eris?) こっちが本家なのかな?

月周回旅行をしたアポロ8号の帰還のあと、シェントン事務総長は記者会見をし、「地球は一応は丸い」とまで譲歩したが、
「地球は丸いといっても球体ではなく、円盤のようにグルグル廻っているだけなのだ」
と、なおかたくなに主張した.(p252)

ルナティック
*『マンボウおもちゃ箱』より(II)
あちこちに書いた雑文の寄せ集めといった感じ.そこそこ、それほど.