Jimbo's Problems: A Free Culture Manifesto. Many-to-Many:

Jimmy Walesレッシグのウェブログ でフリーであるべきものについて書いている。ヒルベルトの23の問題にちなんでいる

  • フリー・カルチャー運動への十の挑戦
  • 1 百科事典をフリーに !
    • 地球上のあらゆる人に、それぞれの言語で書かれた百科事典を
  • 2 辞書をフリーに !
    • 辞書は知らない言葉が詰まっていて初めて有用; 百科事典とは違って
    • WikiDataのような技術開発が必要、構造化された情報である; 相互参照や検索が可能
  • 3 教科書をフリーに !
    • 学習レベルに応じて、同じ月に関しても複数のテキストが必要
    • WikiBooks のほかにもプロジェクトがある*1
  • 4 音楽をフリーに !
    • パブリック・ドメインは素晴らしいがまだまだ音源は少ない; ボランティアや学生オーケストラが貢献できるだろう
    • 楽譜も専売が多い
  • 5 アートをフリーに !
    • 400年前の絵画を載せたら美術館から著作権侵害だ、とくる; 確たる根拠はないはずだ
    • 法を破るのはおすすめしないが、偶然写真を撮ってしまったらウィキペディアにのせるとよいだろう
  • 6 ファイル形式をフリーに !
    • 専売のファイル形式はソフトそのものよりたちが悪い; 私たちのデータがコントロールされているのだ
    • 囲い込みについてたくさんの人の理解を促進すること
    • ヨーロッパでソフトウェア特許が拒否されているのは重要
  • 7 地図をフリーに !
    • FreeGISソフトウェア フリーGeoData
    • モバイル・データ・サービスがオープンに競争するには大切
  • 8 製品識別をフリーに !
    • 小さな/個人の生産者でもグローバルなマーケットをもちうる
    • ISBNに似たものを、ASINではなく(こちらはAmazonの専売特許)
    • LTIN: Long Tail Identification Numbers が提案されている
  • 9 TV番組表をフリーに !
    • デジタル著作権管理 DRM されたものばかりにならないためにも
  • 10 コミュニティをフリーに !
    • 会社にコントロールされたコミュニティはいらない
    • Open Data と オープン・ライセンスされたコミュニティ向けソフトウェアが必要
    • Wikicities をみよ

*1:ftext とか