北杜夫全集 10 さびしい王様 さびしい乞食
- 作者: 北杜夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1976
- メディア: 単行本
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さびしい王様、わくわく。
さびしい王様
さびしい乞食
p19、第四の前がきで中学校にはいったばかりの女の子が言う、なんでもできちゃうのは、なんにもできないことと同じことなのよ
、だから王様のほうが気の毒よ
ストン王国のシャハジ・ポンポン・ババサヒブ・アリストクラシー・アル・アシッド・ジョージ・ストンコロリーン二十八世王のおはなし。
たいへんある、たいへんある
(総理大臣の部下)
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長さは全然違うけれど、おおもとのところは「彼は新しい日記帳を抱いて泣く」(言及することが多いみたいだ.かなり好きらしい)と同じだと思った.心のガラス球が余計なもので覆われていない、きれいな人がそうでない世界に出会うさびしくかなしくこっけいな話.