色彩について
- 作者: ルードウィヒウィトゲンシュタイン,Ludwig Wittgenstein,中村昇,瀬嶋貞徳
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 1997/09
- メディア: 単行本
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その感覚を経験することができない人に説明して理解してもらえるのか.色盲の人にその人にわからない色の違いを説明できるのか.
透明な白とは? 色の論理、色の幾何学
色盲の民族がいたとしたら
絵を構成する分子の属性としての色と、絵を解釈した後に見る色は、違っていることがある、という
p178 自分自身が習得できないゲームは誰にも教えることができない (All you need is love みたい)
p183 私がこんなにながながと書いていることは素直にものを考える人にとっては自明なことかもしれない
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今まで、ウィトゲンシュタインとか恐れをなして敬遠していたところがある.初めて直に読んで、意外と近しい感じをもった.日々ものを考え続けた人なのだろうな.
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人によって...というよりブラウザによって世界の見え方が違うというのは、今日日たくさんの人が肌で感じていることだ