Official Google Blog: Guess what just turned 34?

34年前、Ray Tomlinson というエンジニアが最初の電子メールを送った
- そうした歴史的な場面にたちあってみたいと思ったのもあって、私（Paul Buchheit）はGoogleに加わったし、Gmailを創り上げる仕事を与えられた時はわくわくしたものだ
なぜGmailをつくりたかったか
- メールはよく使うし、依存しているほど
- だがスムーズにいっていない
  - 重要なメッセージは他のメールの山にうずもれてしまう
  - やり取りがちぐはぐ（別の返事に気付かずに同じ答を複数人が送ってきたり）
  - 一つのマシンにしか保存されない
  - ウェブのインターフェースは使えたものじゃない
  - スパム、スパム、スパム
最初にやったこと
- たくさんの人とメールについて話し合った
- 実際にメールを使っているところを見せてもらった
- 新しい機能を上塗りすることはやりたくない、根本的にメールとは、ということを考えた
- メールは30年以上の歴史、積み重ねがある．既存のメールソフト、ユーザーから学んで、重要なところや一番の問題点を洗い出した
問題設定
- 全員の問題を解決することはできない、大きすぎる問題だ
- たくさんの人が愛し、全員の使用に耐えうるものをめざすこと
2004年4月1日、最初のリリース
- 容量1000MBということで注目を集める
  - これは単に注意を引くためではない．私たちの哲学である - ユーザーのためにはできうる限りのことをすること、タダにできるなら、そうすること
- 他のアドバンテージも向上させる
  - 速く、正確な検索
  - 新しいメールの整理方法：コンバセーション・ビュー
  - ウェブブラウザで何処からでも見られる、きびきびとしたダイナミックなインターフェース（このテクニックはajaxとして知られるようになった）
    - メールアドレスのオートコンプリート
    - スペルチェッカー
    - キーボード・ショートカット
    - 一瞬で更新されるウェブページ
    - スパム・フィルター
  - Gmailを使うのをやめても、メールアドレスとメールのデータを囲い込みしないこと
    - メール転送と、POPダウンロードを可能にしている
現在
- さらにやったこと
  - 容量（現在2656MBで、まだ増加中）
  - 38ヶ国語で使える
  - 下書きの自動保存
- 万人向けではないのは承知している
  - フォルダーによる分類が好きな人
  - 削除が好きな人
  - まだまだわくわくするようなアイデアがある
今までに成し遂げたことに誇りを持っているし、これからのプランもぞくぞくするようなものだと思っている．