WorldChanging: Bruce Sterling, Part 2: Collapse Upwards | Jon Lebkowsky

Viridian の Bruce Sterling インタビューの続き

  • 世界の権力を握る位置にあるリーダーたちが目の前にある問題にきちんと対応するようにさせるためには、古い問題を避けては通れないようだ(例えばブッシュが「雇用が犠牲になる」といって京都議定書を無視している).平均的な人々や、あるいはせめてチェンジ・エージェントは[環境問題への]適応と緩和のために今何をしているべきだろうか?
    • 皮肉を言いたいわけじゃないのだが、ジョージ・W・ブッシュに気候変動に対して興味をもってほしい人なんているのかな? 彼が温室と真剣に全力で戦ったとして、彼は勝つか?
    • ジョージ・ブッシュにとっては京都議定書や「雇用」のことはどうでもいい.アメリカの右派が京都議定書を嫌うのは、純粋に国粋主義上、アンチグローバリズム、単独行動主義上の力の駆け引きの問題からだ.
    • 私は「平均的な人々」が何か実行するというのはいただけない.気候変動に対する緩和と適応 mitigation and adaptation をサポートするのは、自分の生活の範囲内で(それがどんなに非-平均的かにかかわらず)行うべきだと思う.
      • 肉屋、パン屋、バレリーナ、銀行員、水道業者、自分の職が何であれ、ポスト-化石燃料時代の自分を思いえがいて、それに向かって突っ走る.一番いいのはポーランド労働組合「連帯」式に、全く別の、オルタナティブな社会を、1989年サイズの全面的な大動乱をつくりだすことだ.そうだな、ともかく、現状に妥協するのを止めること、こわがるのを止めて、無力に感じるのも止めること.そんなのは皆やめにして、全然別のやり方で生活し始めること.
    • どんなにひどくても、与えられた選択肢は嬉しく思うこと.国連は、環境異変で毎年5千万人が別の生活を余儀なくされるだろうと予測している.あなたや私もその一人かもしれない.ハイブリッド車が高いって? フロリダでは沈んだ車の屋根に人が立ってるんだ.
    • 最良の希望は、「上向きに崩壊する」ことだ